先日、運転中にラジオを聞いていると懐かしきBUMPの声が。
「聞いたこと無いし、昔の曲かな?」
と思っていたところ、どうやら
新曲とのこと。
早速家に帰って検索してみると、なんとあの
初音ミクと
コラボしたバージョンがあると。
しかもそのミクの担当は
livetuneの
kzさんらしい。
これは聞くしか無いということでYouTubeにて視聴。
それがこちら。
予想はしていたことですがこの動画、コメント欄がとにかく荒れてる。
「初音ミクキモい」、「BUMP汚すな」、「ふじわらもとお ついに血迷う」等など……
中には肯定的な意見もありました。
「○×△どれかなんて、みんなと比べてどうかなんて、確かめる、間もないほど、生きるのは最高だ…って歌詞きいたら「ボカロとコラボはちょっと…」って少し思ってた自分が恥ずかしくなったわwww」等など……
僕が不思議に思ったのは、
皆
まるで初音ミクという歌手が存在しているかのようなコメントばかりなんです。
「それちょっと違うんじゃないの?」って思うわけですよ。
美術手帖の2013年6月号に載っているkzさんのインタビューに、こうのようなことが書いてありました。
「初音ミクは音源であり歌手ではない。
上手なボーカルが欲しいなら人が歌えばいい。」(※うろ覚えですが、だいたいこのようなことが書いてありました。)僕も全く同じ意見です。
つまり、
初音ミクが好きだ嫌いだなんてそもそもおかしい議論なわけで。
それは、俺は
バイオリンが好きだ嫌いだと言っている様なものなのです。
おかしいと思いませんか?
本質はそれを弾いてる人ではないかと思うわけです。格好良くロックに弾く人もいれば、しっとりクラシックに弾く人もいるんです。
音源を
本物の人間のように演奏する人、思いっきり
楽器のように演奏する人。
使う人によって
180度表情を変える、それこそがVOCALOIDの魅力ではないのかと。
「初音ミクだから」と言うのはあまりに勿体無い思考だと思います。
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